生も、死も。
大人になって
近しい人の死に、何度か触れ
そして、昨日。
大好きなおじいちゃんの最期の骨を
拾ってきた。
生も、死も。
どうしようもなく
抗いようもなく
やってくるものなんだろう。
骨を拾った後
斎場に戻るバスの中
ずっと、私が泣いても「どうしてママ泣いてるの?」と
不思議そうだった長女が
初めて「死んだら怖い」とすすり泣いた。
おじいちゃんの死を、旅立ちを
最期まで見届けることができた今
私は、長女に言った。
「大丈夫よ。死ぬことは怖いことじゃない。必ずやってくるものだから。
けど、だからこそ、今生きてこうして動ける時に、いろんなこと、もっとたくさんして、楽しもうね。何にも我慢することはないから、いっぱいいろんなこと、楽しもうね」
死が最期に待っているからこそ
この命が、さらに愛おしい。
産まれくる命たちも
すでに産まれてきた、私たちも
1人1人が、勇者のよう。
昨日の空は
まるで、おじいちゃんのように
元気で、明るかったなぁ
またね、おじいちゃん。
0コメント